北陸鉄道「四十万→280円区間(鶴来)」乗車券

20110727
北陸鉄道四十万駅から280円区間(=鶴来)の乗車券です。
「電車車内乗車券」の名前が示すとおり、車内で発売している乗車券です。
石川線内はデータイムはワンマン運転ですが、アテンダントが乗務しており、そこからきっぷを購入するとこのようなきっぷが発券されます。

———————

フリーきっぷで鶴来まできて鶴来駅近辺を散策しようと思ったのですが、35度の容赦ない日光は散策意欲を減退させるのに十分でした。

そこで計画を練り直し、北陸鉄道石川線の途中駅のどこかで降りてみることにしました。
石川線は日中は40分間隔。うっかり降りてしまうと次の電車まで40分まちは、この気温ではちときつい。というわけで上り下りを組み合わせ、鶴来から適当な駅まで行って往復することに。
推測すると、どうやら日中の上り下りの電車交換は、額住宅前に行われている様子(石川線は単線です。)
さすがにすぐ折り返すのは危険すぎるのと(普通の人はそんなことしない。)、降りたからには駅前散策も多少したいということで、下車駅は2駅手前の四十万駅に決定。

20110727_3 というわけで、今乗ってきた鶴来どまりの電車に再度乗ろうとすると、駅員に止められます。。。

「野町行きは向かいの2番乗り場だよ!」

てっきり乗ってきた電車が乗り返していくのかと思いきや、乗ってきた電車は加賀一の宮方面に引き上げてしまい、次に乗る電車は向い側2番ホームに止まってた電車になりました。

鶴来から10分程度で四十万駅に到着。
四十万駅は、住宅地の中にある単線の無人駅でした。「しじま」と読み、ちょっと読みにくいかも。
20110727_2 駅周辺は金沢市内のベッドタウンといった感じでしょうか。駅前は特に店とかはなく、少し歩くと郵便局の看板がある程度。
鶴来駅構内にかつての北陸鉄道のパネルが展示されており、その中に四十万駅もありましたが、昔はたんぼの中にぽつんと駅があったような感じだったようです。

10分ほどすると、鶴来行きがやってきました。
フリーきっぷ持ちでしたのでそのまま乗車もできましたが、アテンダントさんが発行したきっぷが気になったので、折角なんで発券してもらいました。これが冒頭の電車車内乗車券です。

駅一覧形式の乗車券で、発行時に、出発駅と日付、金額のところに穴をあけて発券します。
駅一覧形式の乗車券は地方鉄道の車内売りでよく見かける形式ですが、通常は穴を開けるであろう着駅については北陸鉄道では穴を開けない仕様になっています。
まあ車内売り専用なので問題はないのでしょうが・・・

日付は日だけを指定。16日なので、10と6に穴が入っています。
運賃は280円ですから、200と80のところに穴が入っており、これで280円の乗車券であることがわかります。
しかしこの「電車車内乗車券」。用紙がべらぺらというか、複写紙の一番上にくる薄い紙に近く、なんかたよりなげです。発券時は穴あけるだけで複写はしていないので、複写紙である必要はなさそうなんですが、なぜなんでしょうね。

 

この記事をシェアする:

「北陸鉄道「四十万→280円区間(鶴来)」乗車券」への2件のフィードバック

SEAST へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です