今回の目的はやはり餘部です。
7/16を持って今も余部鉄橋は役割を終え、約一ヶ月の移設工事のあとに新しい橋に列車が走ることになります。
橋の架け替え工事自体は日本全国どこでも当たり前のようにありますが、余部鉄橋ほど有名な橋だとそれこそ最後に一目見ようと観光客がどっと押し寄せました。
というわけで、餘部→城崎温泉の「はまかぜ4号」のグリーン券です。
半額なので、特急料金が310円、グリーン料金が620円とお安くなっています。
この日の余部鉄橋は雨でした。
しかし、日曜だけあって、狭いホームにはぎっしりと人が。
餘部駅は以前は山側を下りていくはずだったのですが、付け替え工事の影響からか海側に下りていく形になっています。
このため線路を渡るための踏切が設置されています。
この日も工事関係者の人、JR西日本の社員など10名ぐらいが警備や客の整理に追われていました。
新しい橋は今の橋よりも山側に建設されています。まっさらなコンクリート橋で、防風板の設置など風対策が施されると同時に防風板も透明で眺望にも配慮されています。既にレールの敷設も終わっており、いよいよ移設工事が始まるのを待つのみです。
先日は歩いて新しい橋を渡るイベントも行われていました。
駅には新しい線路の上にプレハブの仮設ホームが設置され、狭い仮設ホームの上には人がぎっしり、整理する社員も大変です。
一方、下を見下ろすと、下からも大量の観光客が橋を見上げていました。
そのうちに、特急「はまかぜ4号」が餘部駅に到着。
こちらも引退が決定したキハ181型気動車だけあって、こちらも注目度は高いです。
この「はまかぜ」ですが、観光の便を図るため、餘部駅に7/10,11,16(最終日)に臨時停車させる措置が図られました。
これによって発券されたのが餘部発の「はまかぜ」の特急券です。
餘部からも大量の客を乗せ、そろりそろりと余部鉄橋に向かって走り出しました。
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