神戸・関空ベイシャトル&ポートライナーセット券

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神戸空港と関西空港はともに海上空港ということもあり、海上で大阪湾を一気に突っ切るルートが最短になります。

そんな大阪湾を突っ切る高速船が「ベイ・シャトル」です。
かつては神戸港と関西空港を高速船を運航していましたが、低搭乗率と事故(船が途中で操舵不能に陥った)を起こしたりして撤退していました。

20080518_3 しかし、神戸空港開港と同時にやはり空港連絡として需要が見込まれるということで神戸空港~関西空港間で高速船の運航が開始されています。

所要時間29分で運賃は1,500円。ただし三宮基点だとポートライナーの運賃320円がかかるため実質は1,820円と、梅田経由の鉄道利用よりも割高になってしまいます。(最安は三宮(阪神)西九条(JR)新今宮(南海)関西空港の1,350円のハズ)

20080518_4 そこで、ポートライナーとベイシャトルをセットで売り出すことにしました。
三宮~神戸空港のポートライナーの乗車券と、神戸空港~関西空港のベイシャトルの乗船券をセットにしたものです。
当初は1,600円でしたが、後に1,500円に値下げ。この値段はベイシャトルの神戸空港~関西空港単体の運賃と同じなので、実質ポートライナーがタダで乗れることになります。

さて、三宮の案内書で購入すると、ポートライナーの乗車券は「企画乗車券」と書かれたきっぷを渡されました。
きっぷの有効期間は適当のようですが、私が渡されたきっぷは7/31、つまり3ヶ月後まで有効の乗車券です。
これにセット券が渡され、セット券で神戸空港~関西空港で使用することになります。

ベイシャトルですが、巷の評判では「揺れる」とのこと。
多少覚悟して乗りましたが、この日は晴天で快適な水上ドライブ。
所要時間29分きっかりに関西空港の港に到着しました。
関西空港の港から空港ロビーまでは無料の専用のシャトルバスでの移動になります。

(2008/05/22:一部文章修正しました。)

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「神戸・関空ベイシャトル&ポートライナーセット券」への2件のフィードバック

  1. 非常に細かい指摘で恐縮ですが、当航路について補足します・
    >かつては別の事業者が神戸港と関西空港を高速船を運航
    運営会社「海上アクセス」はかつてK-CAT~関西空港を運行していた会社と同一で、旅客数の減少に伴う撤退時も「神戸空港ができたら運行を再開する」旨表明しており、その表明どおりの復活です。(休航中に資本比率が変わりもはや「同一会社」とは言えないという意味でしたら、すみません。但しそのような資本比率の変更があったかどうかは不明です。)

    >関西空港の港から空港ロ円ビーまでは無料の専用のシャトルバス
    これは他に航路があった時代から南海バスの運営で、乗船券所持客は乗船券にバス運賃を含めて発売するので、バスでは運賃を収受せずに乗降できるに過ぎない状態です。
    船に乗らない場合はバス運賃が必要ですが、実際に運賃支払いを請求されることはないでしょう。(いまや乗船以外にポートターミナルに行く必要性が全くありませんので)
    試みに南海バスのサイトで空港内輸送を調べると他の路線と同様に検索でき、運賃が190円であることがわかります。

  2. >かんくんさま

    たしかに全くの別会社というのは語弊がありますね。
    神戸アクセス株式会社はK-JET運休後も休眠状態で残って、そのままこの高速船の会社になっていますし。
    復活に関しては神戸市がかなり関与したそうです。
    直しておきます。

    無料というのはここではいわゆる「余計なお金を払わない」という意味です。
    ちょうどソフトバンク携帯の月額1980円で24時間通話無料とか
    旅館への路線バスが無料(実際は旅館代に含まれている。)とか言ってるのと同じで、
    もちろん含まれているのは承知のうえでの話です。

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