今度はあかつきの「シングルツイン」です。
シングルツインはトワイライトエクスプレスに連結されていますが、この「あかつき」にも連結されています。
あかつきの「シングルツイン」はもと「出雲3,2号」のものです。
進行方向と平行に個室が並び、個室内には2段ベッドがあります。
一人でも2人でも使えるのが売りですが、2人で使うと少々窮屈です。
同じB個室の「ソロ」と比べると、値段が3000円近く高いため、一人で利用するにはソロと比べると少々もったいない感はありますが、この「シングルツイン」はベッドを折りたたんでソファーとして使うことができるため、昼間の居住性では「ソロ」に大きく勝ります。
ただ「あかつき」の場合、距離的に微妙で、昼間のソファー状態の時間にするのはあまり多くないため、「ソロ」に比べると人気はいまひとつといったところでしょうか。
それでも私は、ソファー状態にしてツマミとビールを持ち込んで博多あたりまで軽く晩酌をしていました。
「ソロ」だと半分寝ながらのような感じになるので、「シングルツイン」の昼間の居住性はありがたかったです。
夏に長崎に行った際に京都→長崎とこの列車を利用。人数の関係でツインとシングルツインを取りました。ただ新幹線乗継ぎがツインは出来なかったので規則上どうなっているのかで駅員さんに問い合わせをお願いした思い出深い列車です。(手元にこの時の特急券がないので記憶で書いています）
長崎は原爆の日に行きました。記念式典に首相等が参列されたので非常に厳しい警戒態勢でした。きねんしきて会場には金属探知器。ゲートを通ってブザーが鳴れば徹底的に調べられます。(私の場合はポーチに入れたひげそりでした）子供はフリーパスでした。このたびでの一番の印象は「長崎の鐘」を書かれた長い隆さんの長男さんにお会いできたこと。(このすぐ後で亡くなられました）
「あかつき」の長崎着は観光にはベストの時間帯でしたね。
なので長崎観光を企てるときは「あかつき」をベースに考えていました。
今後はどうしようかな。