シャトルきっぷ

20070208

「シャトルきっぷ」です。
近江長岡~大垣~穂積間の各駅で発売され、米原までは在来線、米原からは新幹線に乗車して京都、新大阪に向かいます。
在来線だと米原までがJR東海、米原からだとJR西日本ですが、米原で新幹線に乗り換えると、JR東海で完結しますから、JR東海としては米原から新幹線に乗ってほしいわけです。

このため割引率が京都発着が約2割引き、新大阪発着に至っては約4割引と、東海道新幹線利用のきっぷとしては出色の割引率になっています。
その代わり、米原~京都・新大阪は在来線は一切使えません。
一部区間を除いて100km以上の距離がありますが、有効期間は2日。途中下車はできません。

米原~新大阪は新快速も走っていますが、所詮在来線。新幹線でスピードではかないません。
割引率もかなり高いこともあり、かなり利用はあるようです。

なお、JR北海道でかつて発売されていた「エアポートシャトルきっぷ」とは全く別物です。
こちらは空港アクセスのための片道の割引きっぷです。

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「シャトルきっぷ」への3件のフィードバック

  1.  これも以前はクーポン様式の紙券がありました。JR東海の割引きっぷが整理されていますが、まだ生きているようですね。

  2. これ、滋賀県内だけの発売だと思ってました。米原-新大阪間はすいていると思うのですが。この区間の新幹線出張は認められなくなっている会社も多いのではないでしょうか。
    逆向きを新大阪と京都で売ってくれれば、喜んで買うのですが。

  3. >倉田山人サマ
    JR東海は意外と息の長いきっぷが多いですね。
    伊豆・箱根フリーとか、奈良・大和路ファミリーとか、ドリーム&ひかりとか。
    あまり特企券の改廃に熱心でないというか、宣伝も特にしないけどとりあえず残しとけ的な傾向があるようで、定期的にトクトクきっぷの大整理を行うJR東日本とは好対照です。

    >なにわサマ
    穂積からというのがミソですね。
    岐阜は岐阜羽島があるから・・・なんでしょうが、岐阜発があると、名古屋~岐阜は特定運賃なので、
    大阪・京都~名古屋が比較的安価にしかも速く移動できるのですが(笑)

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