快速「やまぐち号」指定席券

20060329 

「ひかり347号」を新山口で降り、やまぐち号に乗り継ぎます。
新山口と観光都市津和野を結ぶSL列車で、全国的に有名です。
SL列車の名前には頭にSLをつくことが多いですが、やまぐち号は国鉄時代の昭和54年から延々と運転されている伝統?の列車だからか、今でも「やまぐち」のままです。

やまぐち号の蒸気機関車は「貴婦人」の名前で親しまれるC57が担当。客車は5両編成からなり、津和野方から大正風、明治風、昭和風、欧風、展望車風と分かれています。
展望車風の車両には展望車がついており、オープンデッキから眺めることができます。
お薦めは欧風で、見た目がかなり豪華でステンドグラスが入ったりしているのが特徴です。指定席券は2号車ですが、2号車が欧風です。

20060329_2 さて、10/9運転の「やまぐち」号は鉄道記念日の記念として、なるべくC57蒸気機関車が登場当時の姿に再現されていました。
見た目上の最大の特徴は沿線の煤煙対策として設置された集煙装置がはずされたこと。
このため、本日の「やまぐち」号は豪快に煙を吐くことに。

「やまぐち」号が走る山口線は、途中の山口までは比較的平坦ですが、そこから先は急勾配を登っていきます。
あえぎながら、豪快に煙を上げながら奮闘するC57・・・・
このため、トンネルを抜けると窓を閉め切っているのもかかわらず、車内はすすで一杯に。車内放送で「窓を開けてください~」の案内放送が印象的でした。

「やまぐち」号は過去何度か乗っていますが、この日はポストカードセットが配られ、記念になりました。
過去はしおりだったり、乗車証明だったりしましたが、今回の記念品が一番豪華でした。

さて、津和野では軽く町並みを散策。
よく雑誌に出てくる道端にコイが泳いでいる水路は駅から徒歩5分のところにあります。
この日は3連休の初日で津和野の町はかなりにぎわっていました。

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「快速「やまぐち号」指定席券」への1件のフィードバック

  1. 復活運転の先駆け

    SLやまぐち
    ▼種別:快速
    ▼運転区間:新山口~津和野?
     C57型蒸気機関車は昭和12年から昭和22年までに201両製造されました。その外観のよさから「貴婦人」という別名が付けられ、全国の亜幹線で活躍しました。しかし、昭和50年12月に無煙化の流れで室蘭本線…

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