「トロッコ神楽4号」指定席券

20060405

やっぱりココログが不調のようです。う~ん困った。

本日は高千穂鉄道のトロッコ神楽号の指定席券です。
なんと硬券です。もっとも指定席がある列車はトロッコ列車しかありませんから、これでいいのかもしれません。きっぷは記念に残るので、いい記念になります。
トロッコ列車は通常車両を連結していないため、通学生とかがトロッコに乗ってくるのは結構不思議な感じもします。

さてここに出てくる「手力雄」「天細女」は日本の神話に出てくる神の名前でそれぞれ「タチガラオ」「アメノウズメ」と呼び、それぞれ高千穂には馴染み深い神です。
天照大御神が天岩戸に隠れたときに、扉の前で舞を舞ったのが天細女、そして、天照がチラリとそれを覗いた瞬間に馬鹿力(違)で扉をこじ開けたのが手力雄です。

私はこれらの漢字はすんなり読めたものの、この漢字は読めない人のほうが多いんじゃないかなあ。

20060405_2 黄色の車両が「手力雄」緑の車両が「天細女」です。
トロッコ気動車の2両編成。雨の日はどうなるのかは知りませんが、お盆の暑い日でもあり、出発前から熱気であふれていました。

高千穂を出発するとほどなく天岩戸。その後東洋一の高さを誇る高千穂鉄橋を渡ります。高さは実に106m。有名な余部鉄橋が高さ41mですから実に2倍以上です。

トロッコ列車はこの高千穂鉄橋の上でサービス停車をしてくれますが、高所恐怖症の方にはややツライかも。
実際下から鉄橋を見上げると、余部とは比べ物にならないぐらいの高さになります。

橋を過ぎるとほどなくトンネルへ。高千穂~日之影温泉間は比較的最近できた新線なので、トンネルが多く、景色的にはいまいちかもしれません。
ただ夏の暑い日は当然冷房のないトロッコの車内は、猛烈に暑く、止まっていると日差しが遠慮なく照りつけます。走り出すと熱風が吹き付けるのですが、トンネルに入るとそれが冷風に一変。一気に冷えます。

駅温泉で有名な日之影温泉を過ぎると、古い路線となるため、今度は川べりを走るようになります。
これはこれで結構楽しめます。

高千穂鉄道は2005年9月の水害でダメージを受け、そのまま廃線になってしまいました。
私は偶然にも廃線約1ヵ月前に乗車したのですが、また来るつもりではいたので、突然の廃止には結構ショックを受けています。

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