笠置駅入場券(JR関西線12駅途中下車の旅)

笠置駅入場券

笠置駅の入場券です。関西本線加茂~亀山間の中間駅のうち、みどりの窓口がある伊賀上野を除くと、2025年2月現在、窓口の営業状況はこんな感じ。

・簡易委託駅(土休日も営業
笠置、島ケ原、佐那具、新堂

・簡易委託駅(土休日休業
月ケ瀬口、大河原、柘植

・無人駅
加太、関

無人駅化や委託解除が近年凄い勢いで進むJR西日本において、平日は結構な駅できっぷの販売を行っています。また、土休日も4駅で営業しており、比較的「駅にいると誰かいる」状態になっています。
簡易委託駅は全駅でPOS端末が導入され、入場券の購入が可能。笠置駅の入場券もこのようなPOS端末タイプのフォーマットで発売されています。

なお、簡易委託駅では基本的にきっぷの回収は行いません。このため、窓口営業時間中であっても、下車時のきっぷ回収は運転士が行います。下車する場合は早めに前のほうに移動しておきましょう。

線路沿いの東海自然歩道

笠置駅に入線

笠置駅に入線した列車。右側に見えるのが木津川ほとりの笠置キャンプ場。

2/12の記事の続き)

大阪発の「JR関西線12駅途中下車の旅」は加茂から亀山までが途中下車可能ですが、最初に選んだのは笠置駅です。

昼間の関西本線加茂~亀山間は1両編成がいったりきたりしています。たまたまなのかそういう運用なのかはわかりませんが、セミクロスシート車は使用されず、ロングシート車ばかりでした。
もっとも行楽客がそこそこいて混雑していたので、ロングシート車を優先的に入れているのかもしれません。
立ち客もいる混雑ですが、笠置駅で1/3ぐらいが下車。私も下車。ホームからは木津川を眺めることができ、河原がキャンプ場になっています。

駅舎

駅舎にはコミュニティプラザ兼喫茶店?を併設。桜の時期は大賑わいですが、今はひっそり。

駅舎は古いものをリノベーションして使っているようで、意外と真新しく感じます。駅前ロータリーはかなり狭いのですが、コミュニティバスなどが乗り入れているようです。

早速町歩きを開始。ちなみに「JR関西線12駅途中下車の旅」では加茂~亀山間各駅ごとのウォーキングのモデルコースを出しており、時間も出ているのである程度の時間の目安となります。

駅を出て左手に出て歩き、つきあたりをまたもや左手に折れると線路をくぐることに。

関西本線をくぐる

関西本線をくぐります。いかにも年代モノっぽい橋脚が関西本線の歴史の古さを感じさせます。

関西本線をくぐる部分は石積みの立派な橋脚。これだけでもこの関西本線の歴史の古さを感じさせます。さらに歩くと木津川に出ます。そこを車道が左に曲がるところを、あえて川に降りる右側に曲がります。ほどなく歩行者専用道となります。東海自然歩道です。

木津川沿い

木津川沿いを歩きます。このあたりはカヌーが盛んで、写真の先の石の部分もカヌーの発着場になっていました。

木津川の眺めです。ここでは古くからカヌーが盛んで、この日もカヌースクール?が行われていました。東海自然歩道はこの川沿いを歩いていきます。途中でトイレがあるので、万が一?も一安心。

線路と歩道

東海自然歩道はやがて川からやや上り、線路に並行するようになります。そして木津川と線路に挟まれる感じで橋を渡ります。関西本線隋一の撮影スポットです。

しばらくは川べりをてくてく歩きますが、やがて上り坂に。斜面にへばりつくように走る関西本線の高さまで一気に上がります。途中の橋梁は関西本線と木津川に東海自然歩道が挟まった位置にあり、関西本線でも有名な撮影スポットとなっています。特に紅葉の時期に撮り鉄が多いとか。

ここまで笠置駅から歩いて15分~20分程度。でももう生活の香りが全くしません。

亀山行き

やってきた亀山行きを撮影。やっぱり1両だといまいち迫力がでません(笑)

しばらく待つと加茂行きがやってきました。ただ、キハ120の1両編成では華がないなあ。
もっとも車でこなくても迫力ある写真が撮れるので、笠置駅下車の際には関西本線に興味あれば訪問してみることをお勧めします。

なお、関西本線は1時間おきの運行ですが、加茂方面から笠置駅で下車後、現地に行って加茂行き列車を撮影したのち、笠置駅に戻れば1時間後の亀山行きに乗ることができます。こうすれば効率的にスケジュールを立てることができるのではないかと思います。

2/16の記事に続く)

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