MTA FreePass/Pay-Per-Ride乗車券(2)

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2008年5月10日以来、2度目のNYのメトロカードです。
この間、結構NYの地下鉄も変わってます。

NYの観光客にとって一番痛いのは、なんといっても1日乗車券がなくなったことでしょう。
7日乗車券はあるものの、30ドルします。
普通運賃(=SingleRide)自体も前回2ドルから今は2.75ドルになっています。
ただし、このメトロカードにチャージしてSFカードとして利用すると、2.5ドルと若干安くなっています。
そのメトロカードですが、カード自体に1ドル必要になりました。
う~ん、なんとなく全般値上げになった感じ。2.75ドルだと初乗り約290円かぁ。。。。

ニューヨークの地下鉄は系統番号が列車の前面についているほか、ホームにもこのような案内が出ています。
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たとえばこの表示だと、このホームに来る列車はF列車とM列車です。
F列車は「Express」つまり急行で、途中通過駅がある列車という意味。停車駅に注意です。行き先は「to」つまりジャマイカ179丁目行き、「via」というのは経由地、63丁目経由ということです。
最後のALL TimeはNYならではの言い方で、24時間運転ということですね。

一方、M列車は「Local」ですので、各駅停車。隠れて見えませんが、行き先「to」はフォレスト・ヒルズ-71番街。さらに隠れてわかりませんが、M列車は早朝深夜と土休日は運休なので、まずは向かいのホームから出ているD列車で7番街へ行き、そこからE列車に乗り換えてくださいということです。

ここまではなんとかわかる、まあ地下鉄の地図見ながら行動したほうが楽そうだけど。
でも、ここまで読み取ったところで、平日の朝ラッシュ、待っていると、
やってきたのは、本来くるはずのない「E」。

・・・と、これは運用変更です。
NYの地下鉄は24時間営業ですが、どこかで線路を点検しないといけません。
そこで運休時間帯を設けて、運休時間帯はそこを走る列車は別の路線に迂回して走ることになっています。今回はE列車が迂回対象となり、その迂回した列車が普段くるはずのない駅にやってきたってことになります。

東京メトロに置き換えると、半蔵門線の大手町~表参道を工事で運休して、その間の半蔵門線の電車は千代田線経由で大手町~表参道を結びます、って言っているようなものです。日本じゃまずありえませんが、NYの地下鉄では当たり前のようにあります。
一応駅に掲示されていますが、これがNYの地下鉄をややこしくしている理由でもあると思いますね。
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NY地下鉄の車両はほぼ全部?がステンレス。名物(?)のらくがきははるか昔の話となってしまいました。

で、メトロカードでは、NYの地下鉄、バスのほかにニュージャージーへの「PATH」、ニューヨ-クJFK空港へ向かうエアトレイン、そして、トラムウエイという乗り物にも乗れます。

トラムウエイは、マンハッタンから、マンハッタンの東を流れるイーストリバーの中にあるルーズベルト島を結ぶロープウェイです。
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ニューヨークの大都会にロープウェイがあるのは結構シュールですが、ガイドブックにも載っており、観光客もたくさんのっていました。ビルをかすめてロープウェイが運行されています。

エアトレインは、Jamaica(E列車、J列車接続)、ないしはHowardBeach(A列車接続)から、JFKニューヨーク国際空港へ運行している新交通システムで、無人運転です。運賃はHowardBeachもしくはJamaicaで乗下車すると5ドル(約530円)。それ以外の駅(空港内の駅での乗り降り)は無料です。

前面展望を写してみましたが、ちょっとみずらいのはご容赦を。

素朴な感想。

台湾の安いメシになれると、NYの物価は何でもたけぇぞ!!

 

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「MTA FreePass/Pay-Per-Ride乗車券(2)」への2件のフィードバック

  1. NY在住の方の日本語ブログを見ると、地下鉄の運用変更の多さはニューヨーカーですら閉口しているようですね
    AMTRAKなんかも含めて施設の老朽化が深刻なのも要因かと思います

    しかしなぁ、メトロカードの発行手数料は…

  2. 接近表示機も一部の駅にしかないですしね。
    施設の老朽化はなんというか、日本の地下鉄が綺麗すぎるといえばいいのか(謎)

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