一日散歩きっぷ

20100815

札幌を中心とした広範囲の普通列車が乗り放題となる、1日散歩きっぷです。
発売駅がフリーエリア全体ではなく札幌近郊のみなのと、当日発売しかないのは注意。
特に苫小牧では、買えるものと勘違いしている客が多いせいか、買えない旨の張り紙がありました。(張り紙見ている間に、やはり1日散歩きっぷを求める客が来て駅員に断られていました・・・)

価格のわりにエリアは非常に広範囲。ただし普通列車限定で、新夕張~新得を除いて特急料金を払っても特急は利用できないため、プランニングには注意が必要です。

今回は一番一般的な?南千歳~苫小牧~東室蘭~長万部~小樽~札幌~南千歳の一周ルートを選択しました。
南千歳では雨、東室蘭では土砂降りでしたが、伊達紋別あたりで雨も上がり、晴れ間も見えてきました。

20100815_2

東室蘭~長万部の普通列車の旅の最大のハイライトはやはり小幌駅でしょうか。
2つのトンネルにはさまれたわずかな隙間のような空間に雑草の中に駅があるという感じで、まさになんでこんなところに駅が?という感覚です。

しかしあまりにも有名になりすぎなのか、この駅でも数名が降りていきました。

長万部から小樽行きに乗車。
天気は雲が多いもの、日差しもところどころで見え、日差しの強さに迷わなくてもいい程度の天気です。

蘭越まで順調に進めてきましたが、ここで大休止。
というのも、ニセコで大雨で線路冠水で運転見合わせということです。
2つ手前の蘭越では晴れてるのにえらく局地的だなあ、と思いきや、ニセコ方面ではドス黒い雲が垂れ込めてます。なるほど・・・

1時間ほど待ったものの再開のめどがたたないので、タクシーで代行輸送に。
約20人の客は6台のタクシーに分乗して倶知安駅に向かいました。
途中の昆布駅で雨が降り始め、ニセコでは文字通り土砂降りの雨に。そして比羅夫を過ぎ、倶知安に着くころには、雨はなかったのごとくカラっと晴れていました。
ここまで極端とは・・・

20100815_3

さて、倶知安からは通常の列車より一本遅い1時間後の列車になったものの、定刻どおり発車。
函館本線の通称「山線」を堪能して小樽に到着。すると今度は乗り継ぎ予定の快速エアポートが運休とのこと。

?と思って聞いてみると、今度は恵庭付近で大雨のため千歳線がストップしているらしい。
今日はそこかしこでゲリラ豪雨による運休が多いなあ。

仕方がないので、エアポートからの振り替え客は快速「いしかりライナー」に乗り換え、札幌を目指します。
小樽では曇りだったものの、手稲付近では猛烈な雨に。視界が数十メートルしかなくなるぐらいの滝のような雨です。
幸い運転見合わせにはならずに、15分程度の遅れで札幌に着きました。

今年の夏はこういう局地的な豪雨による運休が多いような気がします。

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「一日散歩きっぷ」への2件のフィードバック

  1. >発売駅がフリーエリア全体ではなく札幌近郊のみ

    自分も、倶知安駅でこのきっぷを買おうとして断られたお客さんを見たことがあります。
    そのお客さん曰く、「この値段だと、新千歳空港に行くのに使うだけで元が取れるんだけどねぇ。」

    ・・・そういう目的に使われないように発売箇所を限定しているんだと思うんだけど(笑)

  2. どうでしょうね。
    たしかに日帰りですと札幌往復割引きっぷよりも安いですし。

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