特急「踊り子号」座席未指定券(伊豆箱根鉄道)

踊り子号座席未指定券

伊豆箱根鉄道に乗り入れる「踊り子」の座席未指定券になります。東京から三島を経由して修善寺まで乗り入れる「踊り子」は従来は伊豆箱根鉄道線内は特急料金等がなく、乗車券のみで乗車できましたが、2021年の「踊り子」の全車指定席化と同時に、この伊豆箱根鉄道でも200円特急料金が設定されました。

それが今回の「踊り子」号の座席未指定券です。まさかの硬券。しかも横長のD型券です。記念きっぷでない実用のD型硬券は現存例が少なく、少なくとも特急券でD型硬券は見たことありません。

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「座席未指定券」のため座席の指定はなく、空いた席に座ることになります。「踊り子」は頭上ランプがあるので、どこが空席なのかは一目でわかります。
なお、特急料金が200円均一なこともあって、区間は「三島⇔修善寺」の1区間のみ。伊豆箱根鉄道のどの駅で線内特急券を購入してもこのきっぷになるようです。
なお、線内のみの場合、座席指定はありません。

特急ものんびり駿豆線の旅

三島駅

三島駅JRホームに到着した「踊り子9号」ここから伊豆箱根鉄道に入ります。

修善寺行き

「踊り子」修善寺行き先方向表示。

8/24の記事から続く)

三島で所用を済ませ、駅に戻って特急券を購入。伊豆箱根鉄道の改札から入り、乗り換え連絡口経由でJRホームに向かいます。

しばらく待つと東京からやってきた「踊り子9号」がE257系5両で到着。ここで乗務員がJR東海から伊豆箱根鉄道に変わります。
車内は3割ほどでいたってのんびりムード。

今まで丹那トンネルを爆走して三島にやってきたのですが、三島駅から転線して駿豆線に入ります。そして急カーブを曲がって三島の街並みをそろそろ走行。このあたり、今までのJR線の爆走とのギャップに驚かされる人もいるとか。

三島大社最寄りの三島田町に停車。ここではあまり動きはなくほどなく発車。やっぱり特急というには程遠いのんびりとした走行で、大場、そして目的地の伊豆長岡に到着しました。

伊豆長岡駅

伊豆長岡駅到着。三島から約15分。ただ各駅停車は約20分なのでなんだかんだ言ってもやっぱり「特急」です。

伊豆長岡は世界遺産である韮山反射炉の最寄り駅です。

国指定史跡韮山反射炉

伊豆長岡駅から徒歩30分。レンタサイクルが便利です。本当はそこにある反射炉ビアに行きたかったのですが、なんと2024年3月に閉店。ならば、と伊豆長岡駅前にあるタップルームで飲むことに。

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反射炉ビヤは、静岡県伊豆の国市にあるマイクロブルワリー(ビール醸造所)です。年間を通してつくられる定番ビール 太郎左衛門(ペールエール)、頼朝(ポーター)、大吟醸政子(Sake Yeast Beer)...

タップルームと言ってもカウンター6席、あとテーブル数席のほどのこじんまりした店。客は自分ひとりだけで、しばらくビールの雑談話に花を咲かせていました。

8/28の記事に続く)

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