特急「スーパー宗谷2号」指定券

20100427
さて、この日稚内にほど近い豊富から東京まで鉄道のみで1日かけて一気に帰京するルートです。
稚内から東京まで日着できるほど、スピードは速くなっています。。。。まあそんな酔狂なことする人はそういないでしょうが。

温泉よりも白い牛乳プリンで有名になってしまった、豊富温泉の川島旅館を朝7時半に出発。
宿のクルマで駅まで送ってもらい、スーパー宗谷2号で札幌に向け出発です。

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幌延~音威子府間の天塩川沿いの景色は、日本でも10本の指に入るぐらいのすばらしい景色じゃないかなと思います。荒涼とした土地を淡々と走り、地面に目を向けると、キツネやエゾシカの足跡がてんてんと続いています。
特に冬場は、全面結氷することもあり、何か日本でない別世界を走っているような気にさせてくれますね。

スーパー宗谷のキハ261系が本領を発揮するのは名寄を過ぎてから。
名寄を出るといきなりぐんぐん加速し、すぐに100kmオーバー。先ほどの荒涼とした景色を淡々と走るのもいいですが、塩狩峠を猛スピードで驀進していくのもこれはこれでいいものです。
名寄駅弁の廃業により、駅弁の名寄駅積み込みはなくなりましたが、車内販売は健在です。

旭川で大量の乗客を乗せ発車。
そもそも札幌~旭川で自由席1両はさすがに厳しく、4両編成の特急は自由席からあふれた客が指定席に流れていました。
車内販売も自由席には回ることができず、かなり苦労していたようです。

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