徳山から東京都区内へのごく普通の「片道」乗車券です。
ここらへんできっぷのおさらいを。
乗車券には発駅と着駅があるのが基本です。この場合は徳山発、東京・・・ですが、大都市の駅の場合、201km以上の乗車券の場合は、都市まとめてひとつの駅とみなすルールがあります。この場合「東京都区内のどこの駅でも降りてもかまわない」となります。
経由は山陽・東海道とありますが、実際の運賃計算キロは、徳山(山陽線)櫛ヶ浜(岩徳線)岩国(山陽線)神戸(東海道線)と計算され、運賃は岩徳線経由で計算されます。
これは時刻表にも出ている「特定区間の運賃計算」のルールによるもので、櫛ヶ浜~岩国のように2つの経路がある場合は、どちらの経由を利用しても短いほうで計算され、今回は岩徳線のほうが短いために、岩徳線経由で計算されます。
次に8月14日から6日間有効とあるのは、文字通り8月14日から6日後の8月19日まで有効ということで、この間のいつでも使い始めてもかまいませんし、この6日間の間は経路の途中で改札の外に出る(途中下車)ことも可能です。
とまあ、これらをコンパクトにおさめたのが「きっぷ」というものなんでしょう。
最後に徳山について少々。
新幹線で徳山に来ると、瀬戸内海方面にコンビナートが立ち並びます。
夕暮れ時にはコンビナートの灯が点灯して結構幻想的な光景が広がります。
徳山を通過する列車が多いですが、機会があれば見てみてはいかがでしょうか。
風景に対して変化の乏しい山陽新幹線では、ビューポイントではないかなあ、と個人的に思います。
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