3回連続「サンライズ出雲」の記事です。サンライズ出雲は東京と中国地方を結ぶ列車のイメージが強いですが、上り東京行きは大阪駅にも停車し、大阪から東京に行くときの足にも使えます。
なんか大阪~東京という短い距離で寝台を使うとなるともったいない感がしますが、実はそれほど高くはありません。
なお、東京発の「サンライズ出雲/瀬戸」は大阪駅には停車しないので注意。関西は姫路のみ停車です。
バスや新幹線などと比べてみました。
手段 | 値段 |
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サンライズ出雲/瀬戸ソロ | 18470円 |
のぞみ・指定席 | 14720円 |
飛行機、羽田~伊丹(特割1系) | 14500円ぐらい(平日) |
グランドリーム号(JRバス系、3列シート) | 8000円ぐらい(平日) 10000円ぐらい(休前日) |
ドリームルリエ号(JRバス系、2列シート) | 15000円ぐらい(平日) 20000円ぐらい(休前日) |
ドリームスリーパー号(関東交通、2列シート) | 20000円 |
バスや飛行機はダイナミックプライシングを導入しているところもあるので、だいたい中間値と思しき価格を上げています。
グランドリームの3列シートは平日は流石の安さ、4列便だともっと安くなりますが、ちょっとここの比較対象に入れるのは野暮でしょうか。
ドリームルリエのプレシャスクラスはほぼ個室2列シートですが、価格は「サンライズ出雲ソロ」に迫ります。休前日はたいてい「サンライズ出雲ソロ」のほうが安上がりに。
ドリームスリーパーは「サンライズ出雲ソロ」と同じく完全個室で1台定員6人という豪華仕様。その分お値段も20000円とかなり強気な価格。
こうやって見ると案外「サンライズ出雲ソロ」って完全に横に慣れて浴衣もついてこの価格というのは悪くないかと。特に最近は東京の宿泊代が異常に高騰しているので、東京方面の寝台列車の需要はさらに伸びそうな気もします。
なお、今回のきっぷは2018年の乗車当日にいつものように5489に電話してサンライズの寝台を確保しています。
5489の電話サービスは廃止されましたが、その代わりにe5489でサンライズの空席が確認できるようになりました。いい時代になったもんだ。
なお、2018年までは大阪駅のみどりの窓口のうち、1つの窓口が当日発車のサンライズ専用窓口として、23時から0時半まで営業していました。直前購入も多かったことを示しています。なお、案外直前購入は取りやすいですね。
寝るだけで十分!
大阪~東京まで6時間半。かつて一世を風靡した特急「こだま」とほぼ同じ時間をかけて走り抜けます。
ただ睡眠時間としてはやや短め。基本的に「寝るだけ」となるので、一番安い個室の「ソロ」で十分。となるので、大阪~東京をサンライズで移動するときは専ら「ソロ」のお世話となります。
大阪駅11番ホームに入線しますが、14両編成は関西では通常ないので、立ち入り禁止区域を開放して14両分の乗降を可能にしています。大阪駅での乗降は案外多く、実は山陰方面からの最終列車ということもあって、深夜の大阪駅11番ホームはかなり賑やかです。
「ソロ」はかなり狭め。まさしく「動くカプセルホテル」のイメージがピッタリでしょう。ただし一番安い個室です。コンセントもちゃんとあります。
それに個室で横になって、寝間着に着替えて寝られるというのはバスにはない最大のメリット。最近寝台バスも検討されているようですが、実現にはまだ時間がかかりそうなので、しばらくは「サンライズ出雲/瀬戸」の独壇場といったところでしょうか。(ただし下り出雲市行きは大阪駅を通過しますが・・・)
正直「寝るだけ」なので、大阪から東京までは「ソロ」で十分だと思います。
たいてい0時近くまで近くで飲んでいたので、着替えるとほぼ一直線に爆睡モードへ。正直、大阪駅から乗ったときは京都駅通過の記憶がありません(笑)
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