特急「つるぎ39号」「サンダーバード40号」指定券

つるぎ39号新幹線指定券
サンダーバード40号

サンダーバード40号の指定券。敦賀での乗り換え時間は8分です。

北陸新幹線「つるぎ39号」敦賀からの「サンダーバード40号」の指定券です。WESTERポイント全線フリーきっぷ(一部ポイント)の指定として確保していますが、みどりの券売機で引き換えたため指定席2列車にもかかわらず1回分となっています。

さて、「つるぎ」「サンダーバード」ですが、停車駅はおおむね北陸新幹線敦賀延伸前の「サンダーバード」の停車駅を踏襲しています。実は「サンダーバード40号」自体は、今年の3月に乗車しており、このときの金沢~大阪間の停車駅は福井、京都、新大阪の3駅のみ。一方今回の敦賀乗継については金沢~大阪間の停車駅は福井、敦賀、京都、新大阪となっており、武生や加賀温泉など県庁所在地以外の主要駅は敦賀以外ほぼ通過します。
前回乗車時の「サンダーバード40号」の所要時間は金沢~大阪間で2時間38分、表定速度102.8km/h。一方今回の「つるぎ39号」「サンダーバード40号」は金沢~大阪間で2時間14分、表定速度117.3km/h。新幹線開業前のサンダーバードが速かったというべきでしょうか。

駅弁駅そば食べ比べ

敦賀行きはくたか

敦賀行き「はくたか567号」。このまま敦賀に向かってもいいのですが、いったん富山で降ります。

7/31の記事からの続き)

宇奈月から猫又往復して宇奈月に戻り、そこから地鉄で黒部宇奈月温泉に戻ります。
ここからは帰路になりますが、正直乗り換えの時間がよすぎて朝から何も食べていません。
そこで、黒部宇奈月温泉から乗車した敦賀まで各駅停車の「はくたか567号」を富山で降り、そこで時間を取って後続の速達「つるぎ39号」で敦賀に向かうことにしました。これでも敦賀での接続列車は「サンダーバード40号」となるため、同じです。

すっかり宇奈月温泉への玄関駅となった黒部宇奈月温泉から富山までは10分強。地鉄だと1時間20分近くかかる距離をわずか10分強とは新幹線の威力を思い知った感覚です。

立山そば

立山そば。ますのすしとのセットで最近割とよく聞くの白エビそば。ただ一番美味しかったのは・・・

朝から乗継の連続でほとんど飲まず食わずでここまで来ましたが、ようやくここで一幅。とは言ってもそれほど時間があるわけではないので、立山そばで立ち食いに。

ここでは、白エビそば押しだそうですが、「ますのすし」で知られるが運営しているだけに、ますのすしとのセットを購入。1050円也。白エビが入った蕎麦に、「立山」の文字が入ったかまぼこがユニーク。
しかし、これらの中で一番おいしいと思ったのが付け合わせ?で出た煮物。おそらくぶりです。源は、冬季限定でぶりかまめしを販売しており、隠れたヒット商品になっていますが、真夏にぶりが出るとは予想しておらず、大好物なだけに自分にとっては思わぬサプライズとなりました。

つるぎ39号

つるぎ39号。北陸新幹線は敦賀方面が下りのため、敦賀行きが奇数番号。

駅弁を購入してホームに上がるとちょうど「つるぎ39号」の乗車扱いが始まっていました。
敦賀行きはE7系。JR西日本のフリーきっぷを持ち、なおかつ富山発敦賀行きという北陸内で完結する列車なのに、車両はJR東日本というちょっとした違和感。まあE7系もW7系も基本同じ車両なので、北陸新幹線では同一の車両が行きかうことになります。

1番席はドアする後ろ。ひかりレールスターを起源にもつ壁席でテーブルが大きい「オフィスシート」はすっかりJRではおなじみになりました。
テーブルを広げて先に買った駅弁を広げます。

駅弁

富山駅で購入した「有磯海」。真ん中にブリの煮物が乗っているのが購入の決め手に(ぉぃ

当初はますのすしもしくはぶりのすしを購入するつもりでしたが、最近ちょくちょく聞く駅弁による「スメハラ」を考えるとちょっと躊躇。
すし飯のにおいだけでもクレームを言ってくるというのはなんとも心の狭い世の中になったなあと嘆くしかないですが、とはいっても旅の途中で嫌な気分になるのもなんなので、普通のお弁当から物色。

最近は新幹線車中での飲食すら忌避される傾向にあります。なので隣に客がいた場合は基本的にトラブル防止のため食事は避けています。そりゃ車内販売も売れなくなるわな・・・

購入したのは「有磯海」(1150円)。富山湾の海産物をちりばめた弁当です。すし飯もありますが、この程度ならば問題にはならないはず。やはり真ん中に乗ったぶりが気になりました(笑)
味は普通ですが、やっぱりこれだと日本酒が欲しくなるラインナップ。実は最後まで悩み、結局はお茶にしましたがお酒にすりゃよかったとちょっとばかり後悔。

北陸新幹線新規延伸区間の金沢~敦賀間は加賀温泉~芦原温泉、および敦賀~越前たけふを除き基本的に平地を走ります。このため、平地を淡々と走ることが多いですが、景色の起伏に乏しいのは仕方ないでしょうか。(もっともこれは新幹線延伸前の北陸本線にも言えることですが。)

敦賀駅の到着放送をが入ると立ち上がる人多数。やはり8分という乗り換え時間は、なんとなく急いで乗り換えなきゃの気持ちがたってしまうのでしょうか。

敦賀駅のりかえ

敦賀駅で「サンダーバード40号」に乗り換え。待っていたのは683系4000番台。しらさぎはホームの反対側ですが、停車位置がずいぶん違います。

敦賀駅で下車し、「サンダーバード40号」に乗り換え。時計を持って図ってみましたが、定刻にドアが開いてから下車し、「サンダーバード40号」が待つホームまで約5分程度。繁忙期でもなければそこまで焦ることはないかと。逆に繁忙期は厳しいかな。

「サンダーバード40号」に続いて発車する米原行き特急「しらさぎ62号」が隣のホームに停車中。こちらは誰も乗車していません。もっとも「しらさぎ62号」は後続の「つるぎ41号」からの接続受けなので、乗っていなくて当然なのですが・・・

新大阪駅到着

新大阪駅到着。今日はさらに旅が続きます。

「サンダーバード40号」は定刻に発車。ほとんど真っ暗な中、湖西線経由で新大阪へ。北陸新幹線敦賀開業後も表定速度在来線最速の地位を持つ「サンダーバード」は、定刻に新大阪駅に到着しました。

朝5時からスタートした日帰り弾丸往復旅行はまだ続きます。

8/4の記事に続く)

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