清流線ご利用券(錦川清流線・昼得きっぷ)

錦川清流鉄道、清流線のご利用券になります。これは錦町駅と岩国城ロープウェイ乗り場で販売されていた「昼得きっぷ」のものとなり、川西~錦町間往復で1200円となります。通常片道980円、往復1960円なので約39%引きとかなりおいしいきっぷでした。
「昼得」というだけに利用できる列車に制限があり、

・川西発:10時2分、11時20分、14時35分の3本
・錦町発:9時54分、12時31分、14時24分の3本

に限られていました。
もし錦町からトコトコトレインに乗る場合は、川西発11時20分に乗り、錦町14時24分の列車で戻ることになります。

また、あくまでも利用できるのは川西~錦川間のみで、JR線になる川西~岩国間は別途運賃が必要なので注意です。自分は西岩国から乗車したので、西岩国~川西の150円の乗車券と組み合わせて使用しました。

なお、このきっぷは2024年3月31日限りで発売、利用が終了しています。後継として「錦川清流線tabiwaお得往復切符」が発売されています。

値段が1200円から1600円に値上げしましたが、利用列車の制限はなくなり、またtabiwa上でいつでも購入が可能になったため、特に遠方の人にとっては利用しやすくなったのではないかと思います。

早かった桜

川西駅手前
川西駅手前の橋梁から錦帯橋方面を望む。3/30時点では、沿線の桜はまだつぼみ。。。。右奥に錦帯橋ロープウェイ、岩国城が小さく見えます。

4/16の記事から続く)

毎年桜の開花時期には一喜一憂しています。
今年は暖冬で桜の開花も早いと言われてたのですが、2月の段階で計画を立てるとき、3/30、31だったらそうそうはずれもないだろう、満開過ぎてるかもしれないけど、と思っていました。
しかし、3月に入って低温が続き桜の開花が後ろ倒しに。一時は3月末があたりか?と思ったのですが、3/20前後にまた冬型の気圧配置でまたしても後ろ倒しにorz。スケジュールの都合上これ以上後ろ倒しにはできないので、このまま出発しました。

案の定、前記事のとおり錦帯橋の桜はほとんど開いていませんでした。。。。
西岩国から出た列車は錦川を渡り、川西駅に到着しますが沿線の桜はほとんどつぼみ。完全に失敗だったかなあ、と思ってたのですが。。。

南河内駅
南河内駅
椋野駅
椋野駅
錦町駅
錦町駅

満開ではないけれど・・・

しっかり開花しているではありませんか(´・ω・`)

錦帯橋付近はほとんどがつぼみで、ごく一部の早咲き桜が咲いていたのみ。なのに錦川線沿線では結構咲いています。菜の花も多く、黄色とピンクのコントラストが派手な場所もありました。

情報がどんどんあふれているこの世の中で錦帯橋の桜の情報はすぐ入るので、行く前から錦帯橋の桜は半ばあきらめてました。で、錦帯橋より北かつ山沿いに位置する錦川上流はどうせ咲いてないだろうとロクに調べずに出かけたので、これは嬉しい誤算です。
だとしたら最初から錦帯橋にずっと滞在ではなく、早めに切り上げて錦川鉄道のほうに回ってたほうがよかったのでは?と考えたもののあとのまつり。まあ旅には往々にしてこういう予想外の出来事が楽しい部分もあるわけで。

もっとも「昼得きっぷ」の岩国側の発売箇所が錦帯橋の岩国城ロープウェイ乗り場のみなので、購入の段取りを考えると必然的に訪問ルートは錦帯橋->錦川鉄道の順になったわけですが。

清流みはらし駅
清流みはらし駅。この駅は駅ホームから外にでることができません。

なお、錦川鉄道では昼間の便では見どころでは観光徐行が行われます。滝や「清流みはらし駅」などですが、運転手によって「徐行」の基準が違うようで、行きの運転士は徐行区間は止まるか止まらないかぎりぎりぐらいまで速度を落とすのに対し、帰りの運転士はちょっと速度を落とすだけ、な感じ。
なので行きでは上記清流みはらし駅のようにがっつり写真に収めることができましたが、帰りはピントを合わせる間もなく過ぎてしまい、写真に収めるのはあきらめました。

このあたりは社内で統一してほしいなあ、と思うところです。

キハ40
錦町駅に留置中のキハ40

錦町駅には元JR東日本烏山線で活躍したキハ40が留置されています。普段は寝ていますが、臨時列車などで活躍することも。
行き先表示が「烏山」になっていたのはちょっと笑ってしまいました。

また、前回訪問時は雑多なイメージがあった錦町駅駅舎ですが、しゃれたデザインに改装されていました。ただ、経営は依然として厳しいようです。

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