周遊きっぷ「札幌・道南ゾーン」ゆき券

20060605

このブログを始めて3ヶ月。トラブルを抱えつつも毎日更新を心がけていますが、周遊きっぷを取り上げるのは大分ゾーンに続いて2つめ。
周遊きっぷサイト(→大ウソ)としては、意外と頻度は少ないですが、どうも最近使う機会が減っていることが原因っぽいです。
しばらくご無沙汰していましたが、今年1月、2月と立て続けに「高岡・富山ゾーン」「札幌・道南ゾーン」と使いました。

今回は「札幌・道南ゾーン」のゆき券です。
今回は行きは鉄道利用、帰りは新千歳からANAの超割を選択しました。
京都から北海道まで往復陸路をとるのは、今のご時世ちょっと非現実的で、鉄道が好きであってもどうしてもどちらかは空路になります。

周遊きっぷの行き券、かえり券(アプローチ券と呼ばれる)の券面は通常の乗車券に似ていますが、微妙なところが違います。

まず周割20幹★とありますが、周割20は、周遊きっぷの行き券・帰り券の割引率。
その後の幹★は経路に東海道新幹線を使う場合に表示されます。
東海道新幹線を使う場合は営業キロが600km以下の場合は5%引き、601km以上の場合は2割引と割引率が違うためにこの表示が出ています。
京都~青森は文句なしに601km超えていますから、2割引ですね。

復空というのは、復路が空路の場合に表示されます。

有効期間8日間は普通乗車券と同じ計算方法。
途中下車可能ですから途中であちこち途中下車してのんびりしてもかまいません。
基本的にゾーン内を通らない限り、片道きっぷが成立する経路は周遊きっぷの行き・帰り券として成立させることが可能なので、うんと大回りな行き券を作って日程が近い2つの旅行をひとつのきっぷにして、一緒にしてしまうことも可能です。
大回りにして距離を伸ばすと、JRの場合運賃単価が下がってきますから、2割引の効果もあって、意外な値段で買うこともできます。
過去にそういう周遊きっぷを組んだこともありますから、機会があればアップしてみたいと思います。

どうしてもワイド・ミニ周遊券のイメージが強い人には敬遠されがちですが、基本的な性格が違いますし、意外と奥が深い部分もありますので、
いきなり否定ではなく、一度じっくり研究してみるのもいいかもしれません。

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