スイスイ♪清水港まぐろきっぷ(大盛)

清水港まぐろきっぷ
清水港まぐろきっぷです。

清水市を中心としたグルメ券1000円分、指定された施設の利用券、そして三保の松原に向かうバスおよび清水港の水上バスが1日乗り放題の「スイスイ♪清水港まぐろきっぷ」です。
「並盛」「大盛」「特盛」の三種類があり、「大盛」は「並盛」に静岡鉄道の乗り放題チケットが追加されたものです。(前回紹介済)一方「特盛」はバスの利用エリアが増え、かつ有効期間は2日に伸びます。
お値段は並盛が2380円、大盛が2780円、そして特盛が3180円です。グルメ券1000円分込です。

今回は「大盛」を購入。
というのもこのきっぷ、ときどき半額セールをやることがあり、あるときは静岡県民限定、あるときは枚数限定だったりしますが、今回の条件は「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」及び「静岡市歴史博物館」の訪問です。
この2館の入場券あわせても、半額分にならずかなりお得。個人的には両方とも興味(特に「静岡市歴史博物館」)あったのでこれ幸いと活用しました。
両館を訪問したのちに、両館の窓口で訪問した証明(デジタルチケットなど)を提示すると、「静岡周遊得々割引券」が渡されるので、これを渡して購入すると半額になる仕組みです。割引券の有効期間は2館目入場後の翌々日まで。

偶然と思いたいですが、清水港~土肥港の駿河湾フェリーや静鉄ジャストライン、大井川鉄道もフリーきっぷ半額販売をやっていたことがあり、静岡はフリーきっぷの半額が多い土地柄なのでしょうか。

流石に1000円のグルメ券込みで、1390円は安いとしか言いようがないです。。。

港内に見える白波

静岡鉄道で新清水駅に到着後、徒歩で清水魚市場・まぐろ館へ。
目的は「魚市場食堂」の漬けマグロいっぱい丼。丼に「ストップ」というまでひたすら漬けマグロを乗せていくという、まぐろ好きにはたまらない一品。

が、早々と品切れになっていたので、次なる目標にしていた「清水港 海山」の一貫握りにチャレンジ。1980円ですが、「清水港まぐろきっぷ」のグルメ券が1000円分使えるので、お支払いは980円也。

一貫マグロ握り
マグロを一貫まるごといただく「一貫にぎり」です。コテで切り分けて皿により分けるスタイル。
一貫にぎり・2
皿により分けると中に具?が見えます。一つ目を分けるとイクラがこぼれてきました。

まぐろ一貫分のにぎり寿司です。握りにすると20カン分に相当。1980円は高いですが、まぐろ握り20カン分と思えば安い・・・かな?
まぐろのきっぷというと、京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」が有名ですが、清水港は日本一のマグロの水揚げ高を誇るだけあって、全般的に海産物がリーズナブルです。

もちろんまぐろ大好きな私にとっては握り20カンなんて全然余裕。おいしくいただきました。

日の出港
清水魚市場・まぐろ館の目の前に水上バスの江尻乗り場があり、ここから三保方面に海上ルートをショートカットすることができます。

清水魚市場・まぐろ館の海側には水上バスの江尻乗り場があり、「清水港まぐろきっぷ」では自由に乗り降りができます。
今日は風雨が強く、どうせ富士山は見えないので三保の松原散策は取りやめ、三保から日の出のエスパルスドリームプラザに直行することにしました。

まあ清水港内だし、風雨が強いといってもたいしたことないだろ・・・と思ったのですが。。。

清水港内
清水港内は白波が立つほど荒れていました。小型船だとこの程度の波でも結構揺れます。

折からの北風にあおられる形で、清水港内は時化ていました。水上バスは小型船ですので、なかなかまっすぐ進むことができず、ややジグザグ気味に前進。
前方に乗っていると上下動が結構激しく、船酔いする人にとっては多分やばい揺れ。

当然ながら富士山はみることはできず、どちらかというと椅子からずり落ちないようにするのが精いっぱい。清水港内と思ってちょっと甘くみていましたね。
三保から日の出のエスパルスドリームプラザ前で下船したときは、降りたあともしばらく足元がゆらゆらしていました。

エスパルスドリームプラザ
エスパルスドリームプラザは清水港に隣接する複合商業施設。JR清水駅から無料の送迎バスも出ており、清水観光の拠点となります。

港に下船すると100台以上の痛車がお出迎え。この日は「清水痛車シーサイドフェス」が行われており、そこでコスプレイベントなども。ただ、この風雨だとちょっとやりづらかったんじゃないかなあ。

当初はここで「選べる観光施設利用券」を使用して、ここから富士山清水みなとクルーズに乗船するつもりだったのですが、この悪天候で富士山も三保の松原もロクに見えず、しかも波もそこそこあるとなるといまいち気乗りしません。
そこで、クルーズはあきらめそのままエスパルスドリームプラザに入っていきました。

土産を物色したりしてましたが、ふと「選べる観光施設利用券」でちびまる子ちゃんランドが使えることに気づき、せっかく追加料金なしで入れるし、思い切って入館することに。(まともに入ると入館料1000円かかります。)

ちびまる子ちゃんランド
ちびまる子ちゃんランドの中。作品の風景などが作られています。

「ちびまる子ちゃん」は実はアニメはあまり知らず、リアルタイムで漫画を読んでいた世代です。掲載誌「りぼん」は少女漫画誌で妹が買っていて自分はチラ見程度だったんですが、本作や「お父さんは心配症」「ときめきトゥナイト」なんかは違和感なく読んでいたような気がします。

というわけで、どっちかというとアニメよりも漫画のコマ割りを思い浮かべながら、そういやこんなキャラいたよなあ、と懐かしい気分になっていました。

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