ジャンボフェリー乗船券(シングル個室)・他

西日本・四国乗り放題パスは、JR西日本、四国が乗り放題ですが有効期間が2日間しかありません。ということで土日で計画を組むと、土曜泊になってしまいます。
しかし、土曜の大阪泊はとんでもなくお高い。ビジネスホテル一泊3万ってさすがに無理。このあたり万博の影響をまともに受けている気がします。

大阪のホテル料金、万博で高騰に拍車 家族4人で1泊10万円? | 毎日新聞
大阪・関西万博の13日の開幕を前に、大阪市内のホテルの宿泊料金が上昇している。インバウンド(訪日客)の増加に加え、万博関係者や国内観光客の需要が高まっているためだ。行楽シーズンには「部屋不足」も懸念さ...

ならば神戸・・・は無理でも姫路、相生まで行けば安いホテルがあるはず。フリーきっぷは新幹線利用可能なので多少融通が利く、と思ってたらジャンボフェリーの存在を思い出しました。

調べると土曜深夜1時発の便は余裕あり。しかもシングル個室が空いています。これ幸いとさっそく予約しました。

というわけで神戸から高松を結ぶジャンボフェリーの乗船券です。ジャンボフェリーは久々乗船ですが、いつの間にか新型船が登場していました。ただし、神戸発1時の便は旧型船です。
ジャンボフェリーもWEB予約が導入されこちらのほうが5%引きなので、WEB予約を選択。大阪のビジネスホテルの暴騰ぶりを見ると、シングル個室や週末、深夜料金あわせても5390円でベッドに横になれるのなら十分に安い。従来は電話で予約だった個室もいつの間にかWEB予約できるようになりずいぶんスマートになりました。
ただし、決済にJCBカードが使えず、VISA/MASTERカードのみというのは今まで通り変わりません(笑)

ジャンボフェリー&フットバス共通利用券
ジャンボフェリーの「ジャンボフェリー&フットバス共通利用券」です。ジャンボフェリーは高松~神戸を所要約4時間で結びますが、運賃が1,800円と格安なのが特徴で、特に高松/神戸を1:00に出発する深夜便...

ジャンボフェリーを使うと寝ている間に四国に到着します。西日本・四国乗り放題パス利用にとってはまさに宿代わりにも関西~四国の移動も一緒にできる一石二鳥な存在です。

最終列車で大阪へ

かがやき515号指定券

「かがやき515号」指定券。大阪方面の最終列車は「つるぎ」ではなく「かがやき」なんですね。

6/2の記事から続く)

富山で飲んだあと、大阪方面の最終列車に乗ります。最終列車は意外にも「つるぎ」ではなく「かがやき」です。
ただし、この「かがやき515号」は途中の金沢で先行する「つるぎ49号」を追い越します。途中で抜かれる「つるぎ」はちょっと珍しいかも。

しかし富山駅の行き先案内を見てはっと思いました。

富山駅の行き先表示

富山駅の行き先表示。大阪方面よりも東京行きのほうが50分遅く、東京のほうが圧倒的に近くなりました。

大阪方面最終の「かがやき515号」が20:33発。一方東京行き「かがやき518号」は21:23発と東京行きのほうが50分も遅くなっています。
今まで北陸地方は京阪神との結びつきが強かったのですが、北陸新幹線開業以降は完全に東京にシフトし、特に富山は京阪神はもはや眼中にないといってもいいぐらい差がついた感があります。

実際敦賀開業以降も、北陸新幹線敦賀~上越妙高間で一番乗客が多いのは東京よりの糸魚川~上越妙高間です。

東京一極集中を目の当たりにした感がありました。

かがやき515号

富山駅に到着した「かがやき515号」大阪・名古屋方面最終である旨の放送が流れていました。

やってきた「かがやき515号」はすっかり見慣れたW7系12両編成。もう20時を過ぎているということもあって、車内もけだるいムードに。

富山湾 蛍いかの釜飯

富山湾 蛍いかの釜飯。ホタルイカと味付けご飯のコラボレーション。地味に山菜が多く、栗がアクセントに。

車中では、夜食用として用意していた駅弁「富山湾 蛍いかの釜飯」1200円也。4月~5月のみ富山、新高岡などで販売される限定商品で、あけるととほたるいかが5匹。椎茸、わらび、たけのこ、きぬさや、ごぼうといった山菜に味のアクセントとして栗が入っています。
さらにたけのこご飯ということで、山の幸一式にほたるいかが入ったような釜めしですね。ホタルイカはやや甘辛くなっており、山菜類と合うのは意外でした。

サンダーバード50号

サンダーバード50号は、最終の大阪行きです。

敦賀駅の乗り換えコンコース上のセブンイレブンで寝酒用のアルコールを物色し、サンダーバード50号に乗車。この日最終の大阪行きです。

サンダーバード50号 683系

サンダーバード50号は12両編成。さすがにこの時間だと車内はガラガラです。

ホームで入線していたサンダーバード50号は683系の12両編成。金沢で追い越した「つるぎ49号」を受けて発車しますが、「つるぎ49号」からの乗り継ぎもそこまで多いわけではないようです。
このため、ガラガラのまま発車。10号車は15人ぐらいでしょうか。

リクライニングをフルに倒し、新大阪まで爆睡していました。

女の人が多い?ジャンボフェリー

新大阪で快速に乗り換えて三ノ宮で下車。
ここで神戸三宮フェリーターミナル行きのバスに乗って、バスを降りたらいよいよジャンボフェリーです。

出航をまつ「りつりん2」

出航をまつ「りつりん2」。割とぎりぎりまで乗船が始まらないのがちょっときつい。

0時40分ごろ港に到着。出航は1時ですがまだ乗船は始まっておらず、乗船が始まったのは0時50分ごろ。毎回思うのですが、なぜいつも乗船がギリギリなんだろう。平日は神戸着0時、神戸発1時と余裕がないのでまあわかるのですが、この日は神戸着21時、神戸発1時なので、まあ余裕あるはず。

しかし、乗船の行列を見て不思議に思うのは女性が多いこと。これはどういうことだ?
中にはコンサート帰りっぽい人もいて、もしかしてこれがいわゆる「推し活」ってやつなのかな?
ジャンボフェリーはここ10年で妙に女性専用席が増えてきましたが、そういう理由もあるのかも。

シングル個室

元ドライバーズルームを改装したシングル個室。さすがに狭いですし、窓もないですが個室なので気兼ねなく過ごせます。

シングル個室は2畳ほどの狭い個室。まあ2500円ですから文句は言えません。それよりも横になって布団にかぶって寝るだけでも十分。コンセントはあるので電源の心配はないです。

もっとも所要4時間ほどなのであまり悠長なことはできません。風呂に入って汗を流し、そのままベッドにもぐりこんでとっとと寝ることに。さっきまで酒が入っていたので、あっという間に爆睡です。

りつりん2には男性専用のお風呂とサウナが設置されています。自由席以外の乗客は基本自由に利用可能(自由席は500円必要)ですが、石鹸類はないので、持参するか船内の売店で購入することに。

高松東港到着

高松東港到着。ここから連絡バスで高松駅まで10分ほど。

5時過ぎに、ジャンボフェリーのあの歌が大音量で流れ・・・ずにやや控えめに個室では流れます。ほんとあの歌は耳について離れません(笑)

ベッドに入ってからの記憶がほとんどないのでおそらく相当爆睡していた模様。すっきりとした気分で着替えて個室を出ると、まさに船が着岸するところでした。朝5時過ぎですがかなり空は明るく、今日も長い1日になりそうです。

6/6の記事に続く)

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