飲食店支援者応援フリーきっぷ

飲食店支援者応援フリーきっぷ
飲食店支援者応援フリーきっぷ

コロナ渦で外出が控えられたころ、都道府県ごとに飲食店支援のクーポンが発行されましたが、これはそのクーポンで発行されるきっぷです。
島根県では「しまねプレミアム飲食券」の形で販売され、ローソンなどで販売されましたが、これを提示することで販売されます。

一畑電車が1日乗り放題。一畑電車フリー乗車券と効力は同じですが、特筆すべきはその価格。通常価格が1600円(当時)に対し、こちらは1000円引きの600円になります。
松江しんじ湖温泉~電鉄出雲市が700円、松江しんじ湖温泉~出雲大社前が820円ですから、片道で余裕でモトが取れてしまいます。

新型車両で出雲大社へ

7000系電車
電鉄出雲市で停車中の出雲大社前行き特急

前回記事では、南海の中古車とかありましたが、流石にこの時期はなくなっており、新車の7000系が投入されました。
JR四国の7000系のソックリさんで、車内レイアウトも片側ボックス、片側ロングなのも同じ。違うのは中央扉がないぐらいでしょうか。

この車両が出雲市~出雲大社前の特急に入っていました。
途中停車駅は大津町、川跡のみ。完全に観光客狙いの列車です。
乗車当日は1日1本でしたが、現在は増便されているようです。

引退車両の展示

デハニ50
出雲市駅で展示中のデハニ50

前回記事で乗車したデハニ50は流石に引退し、うち一両は出雲大社前駅構内で展示されています。

デハニ50車内
デハニ50車内

車内は団体専門だった前回乗車時とは異なり、現役時代?の形に復元したようです。もうレトロというより骨董品のほうが近いんじゃないかと。
木枠の電車ってどれぐらいあるんだろう。

帰路は、出雲大社前発松江しんじ湖温泉行き急行「出雲大社号」で
この列車は現在は廃止されています。車両は廃止時は7000系2両が専ら使われていました。(というか、電鉄出雲市発出雲大社前の特急が、出雲大社前で昼寝のあと、夕方に松江しんじ湖温泉行き「出雲大社号」になっていました。)

宍道湖の光景
宍道湖の光景

雲州平田を過ぎると宍道湖が見えてきます。途中一畑口で方向転換し、松江しんじ湖温泉駅へ。
結局のこの日の乗車は電鉄出雲市~出雲大社前~松江しんじ湖温泉というほぼ片道行程でしたが、余裕でモトが取れました。
なお、このきっぷの発売は既に終了しています。

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