易遊網「花蓮→台北」環島之星乗車券

20160714_1
前回の続きです。花蓮→台北の第1次観光車の乗車券です。
今回のツアーは、台北発時計回りの台北行き観光第2次列車で花蓮に向かい、花蓮で観光、帰りは、台北発反時計回りの台北行き観光第1次列車で台北に戻る行程です。

さて、花蓮駅から観光バスに乗り換え、まずは七星潭風景区に向かいます。
花蓮駅から東北の方向に向かったところなる風光明媚な海岸で、ゆるく弧を描いているのが特徴です。
20160714_2

もやがかかっていましたが、遠くには清水断崖がうっすらと見えていました。

このあとは美侖飯店でランチ。2グループに分かれて大きなテーブルにつき、運ばれてきた料理を回転させながら取っていくという典型的な中華料理のスタイルです。
今回のツアーで日本人は私たち2人だけなのですが、私たちが日本人だとわかるといろいろ聞いてきました。何度か来て思ったのですが、台湾の人たちってなんとなくフレンドリーな感じがします。

さて、昼食が終わるといよいよ太魯閣渓谷です。
今まで海沿いを走っていましたが、今度は山に分け入ります。
まずは長春祠でかるくウォーキング。

20160714_420160714_3

山の断崖絶壁のふもとのところに小さな祠があります。祠にいくには断崖絶壁を歩いていきます。ところどころ素掘りのトンネルがあって、雰囲気もいいですね。

そしてついたのが長春祠
20160714_5

ここはこの付近の道路工事で殉職した人たちを祀っています。祠のそばに滝があるのが特徴的。

バスに乗り、さらに山の奥深くへ。ここから先はさらに険しくなります。険しいということは、災害も多いということで・・・
20160714_6

このように土石流の跡があちこちに。このため、大雨のときはしょっちゅう寸断されてしまいます。

そして、燕子口に到着。ここからは徒歩になります。安全のため、ヘルメット必須。

20160714_820160714_7

とにかくスケールがでかい!
比較できるように人をあえて入れてますが、正直写真じゃ感動がいまいちです。これは実際にみるべきでしょうね。
日本だと高千穂峡と耶馬渓を足したような感じに、さらにスケールを数倍大きくしたような感じです。

当然道は壁をくりぬいてつくるのですが、ここに大型バスとか入ってきます。さぞかし運転は大変だ・・・と思ってたら、あちこちごちごちぶつけてました。

20160714_9

1時間半ほど散策した後、ビジターセンターに立ち寄ってこの付近の自然などを見学したのち、花蓮駅に戻りました。

花蓮駅で待ち構えてたのは、台北行き第1次列車。またもや痛食堂車がくっついています。

20160714_10

後ろのオレンジの車両は、台北から時計回りにぐるっと3/4周したキョ光第51次。この駅で切り離します。

痛食堂車以外の車両はこういう感じ。沿線の名所が描かれています。帰りも3列シートで豪華な旅です。
20160714_11

帰りの夕食は池上弁当の排骨弁当。排骨、臭豆腐、煮タマゴ、コーン、青梗菜といったあたり。台湾旅行での難点は生野菜が食べる機会があまりないこと。
このあとフルーツが配られ、食に関してはいたせりつくせり。

20160714_12

途中で日暮れを迎えました。台湾なんだけど、どっちかというと中国本土の水墨画のような印象があります。
20160714_13

そして、19時30分ごろに終点の台北に到着。客を降ろすと、速やかに車庫に引き上げていきました。
20160714_14

今回の旅ですが、たまたまバスの運ちゃんが日本語OKな方だったので、太魯閣観光を堪能できましたが、やはり海外現地ツアーは言葉の壁というものがどうしてもできてしまいます。

ただ言葉は通じなくても周りの人が助けてくれるので、ガイドの言葉はさっぱりわからなくても楽しめるのではないかと思います。それよりも自然への感動は万国共通なんだな、と感じました。

この記事をシェアする: