特急「あそぼーい!103号」指定券

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「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」見学のあと、博多から九州新幹線のさくらで熊本に転進、そこから「あそぼーい!103号」で阿蘇に向かいます。
列車名に「!」が入るのが新鮮。

もともとは「オランダ村特急」→「ゆふいんの森」→「シーボルト」→「ゆふDX」と経て今回5回目の改装となったキハ183系気動車による運転です。
もっとも運転開始までに改装が間に合わず、しばらくの間は「阿蘇ゆるっと博号」として通常の気動車にラッピングして運転していました。
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「阿蘇ゆるっと博号」では熊本のイメージキャラ「くまモン」のラッピングが施さ れていましたが、「あそぼーい!」ではくまモンにかわってクロちゃんが描かれています。そういや「くまモン」と「クロちゃん」は語感が似てる。
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車内は普通車は意外と水戸岡デザインにしてはオーソドックスで、座席も以前からの流用です。
そのため最近の木製タイプの座席に比べるとこの部分だけ古臭く見えたりします。
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展望室は以前「あそぼーい91号」で体験済みですが、少しひいた位置から撮影するとこんな感じ。意外とシックな感じです。
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でもやはり特徴的なのは2号車で、親子で座れる「白いクロちゃんシート」と乳幼児が遊べるプレイルームでしょうか。プレイルームは残念ながら一部が使用停止に。何か問題でも発生したのでしょうか。
このプレイルームは普段はアテンダントも常駐していてにぎわっているのですが、この日は誰もいません。
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というか、この「あそぼーい!103」は、3連休最終日ということもあってガラガラ。
白いクロちゃんシートは客ゼロ。私がいた4号車も展望室含めて客は私のみ。全体でも20名いるかいないか、という感じでした。
まあシーズンには込み合うということでしょうか。

阿蘇でスタンプをGETして豊後竹田行きの代行バスへ。
豊肥本線では2012年7月の九州の豪雨被害によって、かなりダメージを受けました。9月に熊本~宮地、豊後竹田~大分までは復旧しましたが、宮地~豊後竹田については受けたダメージが大きく、2013年8月末まで運休が続くようです。このため同区間においては代行バスが走っています。今回はこの代行バスに乗車しました。
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車両はマイクロバス1台。客は数名。一応特急を受ける形で運行し、宮地のみ停車、以降は豊後竹田までのノンストップ便ですが、マイクロバス1台で足りてしまうのですね。
JR九州では熊本~大分は豊肥本線経由を推奨しておらず、久留米まで新幹線~久留米から「ゆふ」「ゆふいんの森」経由を推奨しています。このため、熊本~大分の直通客はほとんど通らないようでした。
マイクロバスは定刻に出発。ところどころ積雪や災害の痕跡などを見ながら定刻に豊後竹田行きに到着しました。

豊後竹田からは「九州横断特急46号」で別府へ。
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普段はそこそこ乗っているイメージがある「九州横断特急」ですが、流石に豊後竹田~別府の運転では、2両でも10名程度とガラガラです。
しかし、アテンダントは乗務しており、車内販売も行われていました。
九州横断特急のスタンプもここでGET。終点の別府でスタンプをGET.。

水害から半年が経過したものの、沿線はまだ災害の痕跡が残っていました。
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この日のスタンプは博多(水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展)、阿蘇、別府、「あそぼーい!」、「九州横断特急」の5つ。
残りは小倉、由布院、九州鉄道記念館、「ゆふいんの森」の4つで、九州北部に残りを固めています。

あとは北九州空港経由で東京に戻るのみです。(6/3記事に続く)

 

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