寝台特急「あかつき」ソロ寝台券・特急券

20080302

アメリカへ海外逃亡旅行したいたため、更新間隔が開いてしまいました。
アセラ・エクスプレスなど海外ネタも仕入れてはいますが、そのうちに。

さて、今回はあかつきの「ソロ」になります。
このあかつきの「ソロ」は1990年台の寝台特急のリニューアル時期に、あかつき・長崎編成の一人用個室寝台車として登場。
その後「出雲2,3号」のサンライズ化に伴うA寝台、B個室(シングルツイン・ツイン)のあかつき転用により、あかつき・佐世保編成に転用され、佐世保あかつきが廃止されると今度は「彗星」に転用、「彗星」が廃止されると長崎あかつきに舞い戻るという、かなり動きの激しい車両です。
そして今回の「なは・あかつき」廃止に伴い、ついに命運尽きた感じです。

20080302_2

あかつきの「ソロ」は「なは」のソロとは異なり、昼間の使用にも考慮した構造です。
なはの「ソロ」は全面ベッド構造で、寝るのは楽ですが、あかつきの「ソロ」は跳ね上げて一部部分を座席として使うことができます。また、跳ね上げることで、立って着替えをすることが可能です。(なはの「ソロ」は室内で立ち上がることはできません。)

その分、ベッドとしてのクリアランスはなはの「ソロ」には劣ります。またなはの「ソロ」はコンセントがありますが、あかつきの「ソロ」にはコンセントがありません。

「彗星」時代「あかつき」時代を通してよく使う機会の多かった「ソロ」ですが、寝台特急の廃止により、九州方面への旅のスタイルも若干変わりそうです。
博多だったら新幹線、南九州だと航空機がメインとなるでしょうか。

この記事をシェアする: