JR東日本の遅延証明書です。よく見る機会もあるのではないでしょうか。
日付は7/16、そう、新潟県中越沖地震の発生日です。
当日は、越後湯沢の「ぽんしゅ館」目当てにMAXとき311号に乗車中、上毛高原で被災しました。
大きくゆっさゆっさ揺れたかと思うと、停電が発生。
この揺れはなんともいえない揺れです。鉄道の揺れとはまったく違うものですね。
とりあえずこの時点で越後湯沢に向かうのはあきらめたものの、完全にストップしたために、引き返すのもままならない状態になってしまいました。
この日はぽんしゅ館から東京に引き返して羽田発の便に乗る予定だったのですが、少し怪しい雰囲気。
とりあえず平行在来線の上越線が動くと聞き、まずは後閑駅までタクシーを飛ばします。
後閑駅で上越新幹線が動いたと聞きましたが、戻るのもなんですし、動いてもいつ来るか不透明そうなので上越線でまずは高崎に戻ることを優先しました。
なんとか高崎に戻り、新幹線（長野新幹線や上越新幹線高崎以南は復旧していた。）に乗りますが、今度は線路に電車が詰まっているということでなかなか発車できません。
仕方がないので、航空会社にTEL。事情を話すととりあえず遅延証明をもらってきてください、とのことでした。
なんども前が詰まりつつも東京に到着。東京駅の乗り換え改札でこの遅延証明をもらって浜松町から東京モノレールで羽田空港第二ビルへＧＯ。
到着時は出発の10分前ということで、地上係員に誘導されてダッシュで搭乗。
なんとか遅延証明は必要なく済みました。