グリーン料金セット券

20060429

今年3月のダイヤ改正で発売停止になった「グリーン料金セット券」です。
4枚つづりで50kmまで3000円。1枚あたり750円は平日の事前料金と同じで休日に乗るとかえって損します。
そのせいかわかりませんが、とくとくきっぷの仲間には入れられてなかったようです。
普通に買うのと変わらない設定だったのは、単純にまとめ買いの需要が強かった、ということでしょう。
もっとも今年3月の東海道線へのSuicaグリーン本格導入で、購入自体もスピーディになってまとめ買いの需要が減ると判断したのでしょうか。

20060429_2 さて、東海道本線東京口の電車は「かぼちゃ電車」の113系が引退し、銀色の211系、ないしは最新型のE231系にほぼ統一されています。

が、何事も例外というものはあるもので、写真の列車は東京発伊東行きの普通列車。特急「踊り子」で使われている特急型電車185系が使われています。
車内は普通車にもリクライニングシートが並ぶため、211系やE231系とは赴きがかなり異なります。
青春18きっぷで乗れるのりドク列車として、行楽客に狙われることもしばしば。

さてこの列車にも当然グリーン車は連結されています。今回グリーン料金セット券でこれに乗車しました。
こちらは2階建てではないものの、腐っても特急型電車ですから、足のせつきのフルリクライニングシートの豪華版。普通車もそうですが、「普通列車としての」グリーン車の豪華度はさすがです。
ただし、この列車はSuicaグリーンには対応しておらず、グリーンアテンダントも乗務していません。
相変わらず車掌が検札しています。Suicaグリーンの客には車掌手持ちの端末で処理しています。

この列車のややこしいのは、土休日を中心に、この普通列車のすぐ後に特急「踊り子181号」が運転されており、普通列車と同じ車両なので、少なからず誤乗がおきやすいということでしょうか。
駅で盛んにアナウンスしていましたが、同じ車両を使って片方は特急で片方は普通。
冷静に考えるとなんか変な気もします。

なお、この踊り子181号は横浜でこの普通列車に追いつきます。

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